シンシン日和

痛みから始まった心身改め整え日記。

今いる部屋、プチ酸欠状態かも?

時々見ていたマドモアゼル愛さんの動画の中で、タイトルとは直接関係のない「二酸化炭素(CO2)」の話にドキッ!としてしまった。→ 周波数と妖精水 - YouTube

締め切った部屋で眠っていると、夜中の二時頃になると「二酸化炭素(CO2)濃度測定器」のアラートが鳴る話(アラート設定は1000ppmとのこと)。その数値は「換気が必要」レベルらしい。

先日手に入れた「二酸化炭素(CO2)濃度測定器」の取説によると、

400~600 ppm 正常値
601~1,000 ppm 濃度の上昇に注意
1,001~1,500 ppm 換気が必要
1,501~1,999 ppm 高濃度CO2すぐ換気が必要

そしてそもそも「二酸化炭素」とは?

二酸化炭素は空気など地球の環境中にごくありふれた物質で、その有毒性が問題となることはまずない。

しかし、空気中の二酸化炭素濃度が高くなると、ヒト(人間)は危険な状態に置かれる。濃度が 3 - 4 % を超えると頭痛・めまい・吐き気などを催し、7 % を超えると炭酸ガスナルコーシスのため数分で意識を失う。

この状態が継続すると麻酔作用による呼吸中枢の抑制のため呼吸が停止し、死に至る(二酸化炭素中毒)[7]。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

濃度って?ppmとの関係を調べてみると、

吸気中のCO2濃度  症状
0.04% (400pm)    症状なし(大気中の二酸化炭素濃度)
0.1% (1000ppm)    軽い眠気(建築物環境衛生管理基準濃度)
0.15% (1500ppm)    うとうと状態、不愉快、ニオイ(学校環境衛生基準)
0.25% (2500ppm)    健康への悪影響
1% (10000ppm)    呼吸数と1回換気量の増加
2% (20000ppm)    数時間の吸入で症状に変化なし
3% (30000ppm)    危険な影響はない、呼吸の深さが増す
4% (40000ppm)    粘膜に刺激、頭部圧迫感、血圧上昇、耳鳴り
6% (60000ppm)    呼吸数が著明に増加、皮膚血管の拡張、悪心
8% (80000ppm)    精神活動の乱れ、呼吸困難が著明
10% (100000ppm)    意識喪失、呼吸困難
20% (200000ppm)    中枢の麻痺、死亡
出典: 科学技術振興機構 
内閣官房 室内CO2 濃度を換気の指標として利用する研究
(文字カラー加工は管理人)

▼引用先

kanki.atmosvisor.jp

そして、マドモアゼル愛さんの続きの動画。
逃げよ逃げよすべてのジュネーブから逃げよ - YouTube

これを見て、とうとう二酸化炭素計測器を手に入れてしまったのだった。
そして届いた当日、おそれていたことを数字で確認することとなった。

ドアと窓の2か所を数センチ開けた、冷房状態の12畳ほどの部屋の二酸化炭素数値がどんどん上がってゆき、小一時間しないうちに400から800ppm台なってしまった。あっという間に外気(正常値)の2倍の二酸化炭素値。真冬に締め切っていたら、と考えると空恐ろしい。

その日は比較的涼しい夕方となったので冷房を止め、ドアや窓を全開したところ、5分過ぎに少し数値が下がり始め、30分過ぎに400ppm 台に下がったのだった。
そして深呼吸して思った。息苦しかったのは氣のせいじゃなかったんだ・・・計測器買ってよかった!

そして空気清浄機で安心してはいけないことも思い知った。密閉性の高い部屋(アルミサッシや二重窓など)でプチ酸欠状態にいることを今まで知らなった・・・それが心身の不調に直接関係しているかもしれない、いや関係してるでしょう!!

家族も「マスク、少しずらしてみたら呼吸しやすい」って、当た前のことを言い出した(会社ではつけているらしい・・・目立ちたくない、らしい・・・密着型をやめたらしい)。これは期待していなかった効果だった。やたら「冷房つけたら?」とも言わなくなった。

マドモアゼル愛さんは、1,000ppm(要換気状態) 以上にならないためには、冬でも数センチドア(窓?)を開けておくことを推奨されていたが、それでは手ぬるい氣がするのだった。

日に何度か「空気が汚れている」と感じて換気するものの、5分じゃできてない(400ppm台にはならない)。少なくとも10分くらい全開しないと換気はできてないんじゃなかろうか。

ちなみに玄関ドア以外ほとんど半開している室内は 400ppm 台だが、風のない日や気温の高めの日は500ppm台を下がらない。毎日天気と温度・風の有り無しを気にしながら観察するようになった。

と同時に、遮光カーテンを二重にしたり、窓ロック(上下二か所に設置)などして、日中も夜も冷房なしの生活になってきたのだった。浄水を全身にスプレーするだけでも撒き水効果で涼しい。

数十年コンクリートの集合住宅に住んできた。
空調は会社では気にしたものの自宅は盲点だった。
プチ酸欠からの解放は自分でもできる。
ちょっとした工夫で(ああそれがメンドクサイことが多い・・・)何とかなる。
それを追求する実験も始まってしまった。
ああ忙しい・忙しい。(^^;